女性の一生に寄り添う、気軽に足を運べる産婦人科クリニック

月経が始まる中高生から、更年期症状に悩む高齢女性まで、幅広い年代の女性に産婦人科医療を届ける医療法人聖和会早川クリニック。大阪の中心地の一つである心斎橋で、長きにわたり診療を続けてきた。医師同士の相互評価による「Best Doctors in JAPAN」にも選出されるなど、同業者からも専門性を認められている。祖父が開院し、3代目として志を受け継ぐ早川潤院長に、診療への想いを聞いた。

約80年、女性の健康を支え続ける「ライフパートナードクター」

当クリニックは大阪・心斎橋で1947年に開業した産婦人科クリニックです。約80年、女性の健康を支えてまいりました。患者さんは思春期の中学生から高齢の方までと幅広く、なかには私がお産を取り上げた子が、成長して妊婦として通院されたケースもありました。女性の一生に携わることができる。そんな診療科は産婦人科だけだと実感しています。

だからこそ当クリニックは、女性の「ライフパートナードクター」を目指しています。「ライフパートナードクター」は造語です。患者さんの人生に深くかかわり、長期的な視点で健康をサポートしたいという想いを込めています。こうした理念のもと当クリニックでは、月経や不妊、更年期といった一般的な産婦人科診療はもちろん、内科や泌尿器科の診療も行っています。当クリニックでカバーできない症状に関しては、信頼できる別の医院を紹介できる体制です。

また、いつでも安心して頼ってもらえるよう、丁寧な診療を心がけています。例えば、診察室に2台の大型モニターを設置。約200枚の視覚的なスライドを用意し、患者さんの症状をわかりやすく解説しています。お一人おひとりに心から納得していただけるまで説明を尽くすことで、継続的な通院につながると考えているためです。説明に時間をかける分、次の患者さんをお待たせしてしまうこともありますが、それでも女性の健やかな毎日のために、こうした診療を続けていくつもりです。

受診のハードルを下げ、何でも気軽に相談できる場所を目指して

大阪の中心地で、長きにわたり産婦人科医療を提供できていることは、大変ありがたいです。しかし、それでもまだまだ産婦人科への受診をためらう方が多いと感じています。さまざまな要因が絡み合いますが、主に2つの理由があると考えています。

1つ目は、内診への抵抗感です。性器というデリケートな部分を他者に見られ、触れられることに恥ずかしさや緊張を伴うのは当然でしょう。また、そもそも「産婦人科=内診が必須」と考える女性は少なくありません。当クリニックでは必要に応じて内診も行いますが、内診台に上がらずに済む診察方法も複数ご用意しています。例えば、お腹の上から診察する超音波(エコー)検査や、診察室でじっくりお話を伺う問診など、患者さんの負担を軽減できる選択肢がたくさんあります。

2つ目は、患者さんが自身の症状を軽く捉えてしまう傾向にあること。特によく見られるのが、月経痛を放置してしまう方々です。月経痛自体は誰にでもあるものですが、生活に支障が出るほどの症状は、間違いなく治療の対象です。

つらい月経痛を市販の鎮痛剤でごまかしたり、鎮痛剤が効きにくくなったりしている方は、どうぞお気軽にご相談ください。認治療法や生活指導など、薬に頼らずとも月経痛をコントロールできる場合もあります。当クリニックでは、お一人おひとりの状況に合わせ、オーダーメイドの治療をご提案できる体制を整えています。

プレコンセプションケアを通して、すべての女性に健やかな人生を 

産婦人科の間口を広げ、病気の早期発見・早期治療につなげるために、今後注力したいのが「プレコンセプションケア」です。プレコンセプションケアとは、将来の妊娠に備え、妊娠前から身体をケアすること。これまでも患者さんの年代ごとの変化に対応し、その都度適切な治療を提供してきました。

ただ、従来の「妊娠したら行く場所」「病気になったら行く場所」という産婦人科のイメージは、まだ残っていると感じています。プレコンセプションケアの重要性を広めることで、女性が自身の身体の状態を見つめるきっかけをつくりたいと考えています。

もちろん、妊娠が女性の人生のすべてではありません。妊娠を選択しない女性も多くいらっしゃいます。そのような方であっても、基本的に毎月月経があり、子宮や卵巣のトラブルに悩まされることは大いにあります。つまりプレコンセプションケアは、妊娠・出産のためだけの準備ではなく、女性が一生涯、心身ともに健康な生活を送るためのケアとも言えるのです。

いっそのこと「月経が始まったら通院する」くらいの感覚でも、当クリニックとしてはまったく問題ありません。産婦人科系の症状に限らず、身体のさまざまな症状を、カジュアルに話せる場所を目指していきます。そしてこれからも、この街で、女性の人生に細やかに寄り添い続けてまいります。