電車の広告は企業を初めて認知してもらうのに効果的。株式会社オリコムが電車内広告についての調査を実施

私たちが普段目にしている電車内の広告。普段何気なく目にしているものですが、そこには一体どのような効果があるのでしょうか。
今回、株式会社オリコムは首都圏(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県)と関西(京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・滋賀県・和歌山県)に住んでいる15~69歳の方を対象に、電車内広告で「企業を初めて知った経験」についての調査を行いました。
「電車内広告が企業の信頼度に及ぼす影響」に関する調査
同社では2025年11月より、「電車内広告が企業の信頼度に及ぼす影響」に関する調査を実施。
調査では、「電車内の広告が企業の信頼度向上に影響を与えることについて、他の広告媒体(テレビCMやWEB広告など)と比べて優れていると思う点はなにか」という問いに関して、「自然に目に入るから」「つい見てしまうから」「⾧時間接触するから」「じっくり見ることができるから」といった回答が挙げられました。
電車内広告による企業発見経験は8割以上
今回は、その調査の中でも電車内の広告が「企業の認知度」に及ぼす影響について詳しく見ていきたいと思います。
調査において、「電車内の広告を見たことで企業を初めて知った経験はありますか?」という質問に「ある」「あるような気がする」と回答した人は84.4%という結果に。

これにより、電車内の広告を実施していなければその企業を知る機会がなかった、あるいは知る機会が遅れたというケースが存在することになり、企業の初めての認知獲得における電車内広告の必要性が明らかになりました。この結果は、“ターゲティングしすぎない”交通広告だからこそ生まれた効果と言えます。
企業発見経験は15~19歳が最多に
また、上記の質問において「ある」と回答した方について5歳刻みの年代別で見ると「15~19歳」が55.6%と最多に。「20~24歳」は次に多い50.3%となりました。

上位の企業分野について
次に、「電車内の広告を見たことで企業を初めて知った経験がある・あるような気がする」と回答した人に「電車内の広告を見たことで初めて知った企業の名前を教えてください。いくつでもかまいません。企業名までは思い出せない場合は、 業種や広告で訴求していたサービス名など、特徴の記載でもかまいません。」と質問。
その結果、回答として挙げられた首都圏のトップ3・関西のトップ3に共通している企業は、人材系企業とオフィス向けのBtoB企業でした。
いずれも調査日よりも前の期間にテレビCM、WEB 広告を出稿している企業(オリコム調べ)でしたが、「電車内の広告を見たことで初めて知った企業」として挙げられました。
電車内の広告はまず知ってもらうための接点
今回の調査では、電車内の広告を見たことで企業を初めて知った経験がある人は多いことや、その中でも年齢別にみると若い人が多いということ、電車内の広告を見たことで初めて知った企業は人材系企業とオフィス向けのBtoB企業が多いことなどが明らかとなりました。
最近ではこうした初期認知獲得力に注目し、人材サービスやBtoBのクラウド系企業を中心に交通広告を検討する企業が増えているとOOHメディアプロデュース局の局⾧・岡本光郎さんは語ります。
岡本さんは「これらの業種はテレビCMやWEB広告による接点も増やしつつありますが、実際には『サービス名を知らないと検索すらされない』という課題を抱えているケースも多く、まず知ってもらうための接点の創出が不可欠です。交通広告は、 日常の移動導線の中で自然に目に入るため、〝指名検索(企業名を直接検索する行動)の前段階〟をつくるメディアとして効果を発揮します。」と語りました。
交通広告は企業と生活者の最初の出会いをつくるメディアとして大きな効果があるようです。これからどんな広告が電車内に出てくるのか、注目して見てみましょう。
出典:株式会社オリコム「電車内広告が企業の信頼度に及ぼす影響」に関する調査【首都圏編】2025年11月~12月、
「電車内広告が企業の信頼度に及ぼす影響」に関する調査【関西編】2025年11月~12月