日本最大級の婚活アプリとカラオケチェーンが強力タッグ! ペアーズ×カラオケまねきねこ共催のオフラインイベントをリアルレポート
恋活・婚活アプリの先駆けとして業界をリードしてきた「Pairs(ペアーズ)」が今、オフラインのリアルイベントに力を入れていることをご存知だろうか。「え、ペアーズなのにリアルイベント?」と意外に思う人が多いかもしれないが、同アプリの本人確認を経た参加者が集まる安全への信頼性から「参加しやすい」と非常に好評なのだという。今回はその先行事例として「カラオケまねきねこ」で定期的に行われている『カラオケ好きマッチングイベント』を取材。イベントに先立ち行われた説明会で両社の担当者より語られた内容も織り交ぜながらリアルな会場の様子をお伝えする。
ペアーズがオフラインイベントの管理システムを新開発
「Pairs(以下、ペアーズ)」を運営する株式会社エウレカでは、ペアーズが主催・共催するオフラインイベントのサービス化に向けてイベント管理システムを開発し、今年2月からパートナー事業者向けに提供を開始している。それに先行して、全国で700店舗以上の「カラオケまねきねこ」を展開する株式会社コシダカと昨年4月に業務提携契約を結び、これまで全国の主要都市を中心に30回以上のオフラインマッチングイベントを共催してきた。

同社事業開発部の本多由美さんは「我々の事業はユーザーさんにアプリをダウンロードしてもらって会員になっていただくことが主軸ですが、皆さんに出会いの機会を与えるという観点に立つとそれだけでは広がりが得られない中で、今後は企業や行政との提携にも力を入れていきたいと考えています」と外部との協業の意義を語る。

一方で、株式会社コシダカ事業開発部の安立剛弘さんは、「カラオケルームからPER(プライベートエンターテイメントルーム)への進化をビジョンに掲げる『カラオケまねきねこ』では近年、防音個室の空間をカラオケだけでなくあらゆるエンタメに使っていただく提案を強化しています。その実現に向けた一環として、日本最大級の恋活・婚活プラットフォームとして安心・安全な出会いの場を提供されているペアーズさんとご一緒させていただくことに決めました」とペアーズとの提携の経緯を述べた。
なお、安立さんの話によると、過去の参加者からは5点満点で平均3.93点という満足度評価を得られているそうで、「カラオケを通じて緊張がほぐれたという声もいただきますし、普段カラオケには遊びに行かないという参加者の方も多いです」と新規顧客の獲得にもポジティブな効果を感じているという。
カラオケを通じて自然と生まれるコミュニケーションの輪
この日、東京・渋谷の「カラオケまねきねこ 渋谷本店」で行われたイベントには、定員いっぱいとなる約50名のペアーズ登録者が参加。最初から「カラオケ好き」という共通項を持っているため、男女4名ずつ振り分けられたテーブルでは19時のスタート前から談笑の声が聞こえてくる。
本イベントでは「カラオケまねきねこ」の社員が司会を担当し、手作り感を出すことで店舗に親しみを感じてもらう工夫をしている。今回はこのエリアのエリアマネージャーである下田修平さんがその役を担った。

イベントの参加費は一人3000円。1時間半のイベントは「自己紹介タイム」「レクリエーション」「カラオケ歌合戦」「フリータイム」という構成で進行。参加者にはペアーズのアプリ上で本人たちのみ見られる参加者リストが提供され、イベント開催中にメッセージ付きの「いいね!」が送れるほか、イベント中にちゃんと話せなかった相手とも終了後にコミュニケーションが取れる仕組みになっている。

平成のヒット曲にまつわるクイズのレクリエーションでアイスブレイクを図った後は、メインコンテンツであるグループ対抗カラオケ歌合戦のコーナーに。これは各組2曲ずつ好きな曲の1番をステージ上で順番に歌うという企画だ。
選曲は自由。会ったばかりの人たちとみんなで歌う曲を決めるというのは少々ハードルの高さを感じるが、予約端末を持ってグループをリードする人、歌うパートを調整する人、周りに合わせる人と、各自の性格が垣間見られる場面でもある。

また、カラオケ好きが集まる場でありつつ、自分が前に出て歌うのは得意ではないという参加者に配慮して、司会の下田さんからは「グループ全員で歌うのはもちろん、2,3人で歌ってもいいし、歌う人と盛り上げる人で役割分担をした方が楽しいと思います!」という案内も。
そして一曲目の『イケナイ太陽』(ORANGE RANGE)が始まると、そこからはステージを中心として歌声と合いの手とマラカス&タンバリンの応援が入り混じるカラオケタイムのスタートだ。マイクを回しながら歌い手が次々入れ替わる中、「歌うまっ!」「おぉー!」といった歓声が巻き起こり、なかには「倍倍FIGHT!」(CANDY TUNE)の振り付けを完コピで披露する猛者も現れ、大盛り上がりのムードに。

ちなみに、いわゆるZ世代が中心の場ゆえに最近のヒット曲の選曲が多いかと思いきや、出てくるのは『Love so sweet』(嵐)、『天体観測』(BUMP OF CHICKEN)、『気まぐれロマンティック』(いきものがかり)など、彼らが幼児や小学生くらいだったと思しき2000年代くらいの名曲が多く、ヒット曲の在り方も多様化している現代、みんなが知っていて一緒に歌える曲となると、それくらいの時代の曲になるのだろうかという雑感を得た。
『新宝島』(サカナクション)が流れてきた場面では「僕はサカナクションと同じ故郷なんです!」と、さらに『前前前世』(RADWINPS)の歌唱後には「ぜひ正面の方に『君の名は?』って聞いてみてください」など、曲の合間ごとに盛り込まれる下田さんのトークの力も手伝って会場には幾度となく爆笑が。そして、席替えをして歌合戦をもう一周行った後、フリータイムに移った頃には完全に打ち解けた空気が生まれていた。

イベント中はステージ上でフル回転だった下田さんとともに安立さんも会場の盛り上げに積極参加。各テーブルをアテンドしつつタンバリン片手に歌を口ずさむその姿に、本イベントを人気コンテンツに育てていこうという「カラオケまねきねこ」の本気度を感じた。

なお、本イベントは恋活・婚活のパートナーとの出会いを目的にしたものであるが、これまでの開催の中では同性同士がカラオケ好きやその他の共通項で繋がり、婚活仲間になっているケースも少なくないそうだ。そうした知見も踏まえて安立さんは、「今後はカラオケだけでなくゲームなども楽しめる弊社独自の機器『E-bo(イーボ)』も活用しながら、さらに本イベントを進化させていきたいです」と次の展望についても語った。
ペアーズのスケールメリットや信頼性とパートナー企業が持つ強みを掛け合わせて展開されるオフラインマッチングイベント。その新たな試みは、今後もさまざまな形で広がりを見せていくことだろう。