春の岡山を彩る桜の絶景 日本三名園から桜のトンネルまで名所5選
春が近づくと、ふと「今年はどこで桜を見ようか」と考える方も多いのではないでしょうか。日本各地に桜の名所は数多くありますが、温暖で穏やかな気候に恵まれた岡山県にも、思わず足を運びたくなるような桜スポットが点在しています。庭園の風景に溶け込む桜、歴史ある城とともに広がる桜の景色、川沿いに続く桜並木や海を望む絶景の桜など、その表情は実にさまざまです。
2026年の岡山県の桜は、3月27日ごろに開花する見込みとされています。春の訪れとともに、県内各地で桜が見頃を迎える季節になりそうです。
この記事では、日本三名園のひとつとして知られる岡山後楽園をはじめ、津山城や井原堤、瀬戸内海を望む王子が岳、そして桜のトンネルが楽しめる久世トンネル桜まで、岡山県内でぜひ知っておきたい桜のスポットを紹介します。春のお出かけ先を探している方は、ぜひ参考にしてみてください。
2026年 岡山の桜は3月27日ごろに開花予想
春の訪れを感じさせてくれる桜。毎年、各地の開花時期を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。2026年の岡山県の桜は、3月27日ごろに開花する見込みとされています。全国的にも春の訪れが平年並みから早い傾向とされており、今年も各地で美しい桜の景色が広がりそうです。
岡山県は「晴れの国」とも呼ばれるほど温暖で穏やかな気候が特徴の地域です。その気候に恵まれ、春になると県内のさまざまな場所で桜が咲き誇ります。歴史ある庭園や城跡、川沿いの桜並木、海を望む絶景スポットなど、同じ桜でも場所によってまったく違う表情を楽しめるのも魅力のひとつです。
桜の見頃は例年、3月下旬から4月上旬ごろ。岡山県内ではこの時期に合わせて桜まつりやライトアップなどが行われる場所もあり、昼と夜で異なる桜の景色を楽しめるスポットもあります。春の穏やかな空気の中で桜を眺める時間は、季節の移り変わりを感じられる特別なひとときと言えるかもしれません。
次のパートでは、岡山県内でも特に知られている桜の名所のひとつ、日本三名園として知られる岡山後楽園の桜を紹介します。庭園の風景とともに楽しめる、岡山らしい春の景色に注目です。
日本三名園の庭園を彩る春の風景「岡山後楽園」の桜

岡山市北区にある「岡山後楽園」は、日本三名園のひとつとして知られる岡山を代表する庭園です。江戸時代に造られた大名庭園で、四季折々の風景が楽しめる場所として多くの人に親しまれています。春になると園内や外園を合わせて約280本の桜が咲き、庭園の景色にやわらかな彩りを添えます。
園内には桜林や園路沿いの桜並木など、さまざまな場所で桜を楽しめるスポットがあります。池の水面に映る桜や、庭園の広がりの中で咲く一本桜など、庭園ならではの落ち着いた景観の中で桜を眺められるのが魅力です。園内にある桜林には岡山の桜の開花を観測する標本木もあり、岡山の春を知らせる場所としても知られています。
また、ヤエベニシダレやヤマザクラなど、種類の異なる桜が楽しめるのも特徴のひとつです。整えられた庭園の風景の中で、それぞれの桜が違った表情を見せてくれるため、ゆっくり散策しながら春の景色を楽しむことができます。
岡山の春を感じられる桜スポットとして、毎年多くの人が訪れる岡山後楽園。歴史ある庭園とともに眺める桜の景色は、岡山らしい穏やかな春の風景を感じさせてくれる場所と言えそうです。
<岡山後楽園 概要>
開花時期:3月下旬~4月上旬
住所:岡山市北区後楽園1-5
開園時間:3月20日~9月30日 7:30~18:00(入園は17:45まで)
10月1日~3月19日 8:00~17:00(入園は16:45まで)
約1,000本の桜が彩る名所「津山城(鶴山公園)」の春

津山市にある津山城(鶴山公園)は、「日本さくら名所100選」にも選ばれている西日本屈指の桜の名所です。城跡を中心に広がる公園には約1,000本の桜が植えられており、春になると石垣や城跡の景観とともに見事な桜の風景が広がります。
満開の時期には、石垣と桜が織りなす景色が公園全体を包み込み、本丸から見渡す桜の景色は「桜の絨毯」とも呼ばれるほどの壮観さです。歴史を感じる城跡と桜が調和した風景は、この場所ならではの魅力と言えるでしょう。
桜の見頃となる3月下旬から4月上旬にかけては、「津山さくらまつり」も開催されます。期間中は多くの花見客でにぎわい、津山の春を象徴するイベントとして親しまれています。
さらに、夜になると園内ではライトアップも行われ、昼間とはまた違った幻想的な桜の景色が広がります。夜の闇の中に浮かび上がる桜と石垣のコントラストは、昼とは異なる魅力を感じさせてくれる春の風景です。
<2026 津山さくらまつり 概要>
開催期間:2026年3月28日(土)~4月12日(日)
開催場所:津山城(鶴山公園)(津山市山下135)
開園時間:7:30~22:00(表門最終入園受付は21:30、裏門は21:00まで開門)
約2,000メートルの桜並木が続く「井原堤」 夜桜も楽しめる春の風景

井原市にある「井原堤」は、桜の名所として知られる川沿いのスポットです。約2,000メートルにわたって続く桜並木にはおよそ800本の桜が植えられており、春になると川沿いの道を彩るように桜の景色が広がります。ゆったりと散策しながら桜を眺められる場所として、市民の憩いの場にもなっているスポットです。
桜が見頃を迎える時期には「井原桜まつり」も開催され、井原堤と相原公園の周辺ではぼんぼりが灯されます。やわらかな灯りに照らされた桜が川面に映り込む様子は、昼間とは違った落ち着いた雰囲気を感じさせてくれます。
昼間は青空の下で続く桜並木を楽しみ、夜には幻想的な夜桜を眺めることができるのも、この場所ならではの魅力と言えるでしょう。川沿いに広がる穏やかな景色の中で、ゆっくりと桜を楽しめる春のスポットのひとつです。
<井原桜まつり 概要>
開催期間:2026年3月20日(金)~4月12日(日)
開催場所:井原堤(井原市井原町3616番地付近)
開催時間:18:30~22:00(ぼんぼり点灯時間)
瀬戸内海を望む絶景スポット「王子が岳」の桜

玉野市と倉敷市にまたがる「王子が岳」は、瀬戸内海国立公園にも指定されている景勝地として知られています。瀬戸内海の多島美や瀬戸大橋を望むことができるビュースポットで、春には桜やツツジが景色に彩りを添えます。
山の斜面や遊歩道の周辺には桜が点在しており、散策しながら春の景色を楽しめるのが特徴です。特に王子が岳レストハウスの周辺からは、瀬戸内海と桜を同時に眺めることができ、淡い桜色と海の青が織りなす景色が広がります。
海と桜を一度に楽しめるスポットは全国的にもそれほど多くありません。王子が岳では、瀬戸内海の穏やかな風景とともに春の自然を感じられるのが魅力です。ハイキングコースとしても親しまれている場所のため、春の散策を楽しみながら桜を眺めてみるのもよさそうです。
<王子が岳レストハウス 概要>
開花時期:3月下旬~4月上旬
住所:岡山県倉敷市児島唐琴町1421ー8
約1,000mに続く桜のトンネル「久世トンネル桜」

真庭市にある「久世トンネル桜」は、旭川の河川敷に沿って続く桜の名所です。川岸に沿って約1,000メートルにわたりソメイヨシノが植えられており、見頃の時期には桜が頭上を覆うように咲き、まるで桜のトンネルのような景色が広がります。
この場所にはおよそ180本の桜が並び、春になると多くの花見客が訪れるスポットとして知られています。川沿いの開放的な景色の中で、桜のアーチをくぐるように歩きながら春の景色を楽しめるのが特徴です。
桜の見頃に合わせて「天領くせ桜まつり」も開催され、夜になるとライトアップが行われます。約160基の灯りが並ぶ散策路はやわらかな光に包まれ、昼間とは違った落ち着いた雰囲気の中で夜桜を楽しめます。
春の限られた時期だけ現れる桜のトンネルは、ゆっくり歩きながら季節の移り変わりを感じられる場所のひとつです。昼間の明るい桜並木と、灯りに照らされた夜桜の両方を楽しめる春の名所として親しまれています。
<天領くせ桜まつり 概要>
開催期間:2026年3月22日(日)~4月13日(日)
開催場所:久世トンネル桜付近の旭川河川敷 真庭市惣、中島地内
開催時間:ライトアップは日没~21:00頃
春の岡山で出会う それぞれの桜の景色
岡山県には、日本三名園の庭園を彩る桜から、城跡とともに広がる壮大な桜の風景、川沿いに続く桜並木、瀬戸内海を望む絶景の桜、そして桜のトンネルのような景色まで、さまざまな表情の桜スポットがあります。同じ桜でも場所によって雰囲気が大きく変わるため、訪れる場所ごとに違った春の景色を楽しめるのも岡山の魅力と言えるでしょう。
2026年の岡山県の桜は、3月27日ごろに開花する見込みとされています。例年通りであれば、3月下旬から4月上旬にかけて県内各地で桜が見頃を迎える季節となりそうです。
庭園の静かな景色の中でゆっくりと桜を眺めたり、歴史ある城跡で壮大な桜の風景を楽しんだり、夜桜の幻想的な雰囲気に包まれたりと、春の過ごし方はさまざまです。春のお出かけ先を考えている方は、岡山県の桜スポットを訪れてみるのもよいかもしれません。