ネスレがアイスコーヒー市場のさらなる拡大に挑戦! “コーヒー×フルーツ”の新感覚ドリンク『ネスカフェ クーラー』を発売
ネスレ日本株式会社は、2026年2月25日(水)に「ネスカフェ2026年春夏 事業戦略発表会」を開催。今後の事業戦略とともに3月1日(日)に発売する新商品を発表した。

今回発売される新製品は、ライトロースト(浅煎り)コーヒーをベースに果実のみずみずしい甘さと柔らかな酸味を組み合わせた、“コーヒー×フルーツ”という新感覚のリフレッシュドリンク『ネスカフェ クーラー』。

また、「ネスカフェ ゴールドブレンド」のボトルコーヒーおよび濃縮ポーション製品を刷新し、アイスコーヒーに特化したブランド『ネスカフェ アイスブレンド』シリーズのボトルコーヒーとポーションを同日より発売する。
アイスコーヒー需要の高まり

はじめに、常務執行役員 飲料事業本部長の島川基氏が登壇し「コーヒーの力と可能性」について言及。飲料の飲用動機には、リラックス、気持ちの切り替え、喉の渇きを潤すリフレッシュ、そして健康など大きく4つに分類されるとし、これらすべての側面を兼ね備える稀有な飲料がコーヒーであると強調した。特に近年は、健康志向の高まりとともにポリフェノールなどの研究も進み、コーヒーの価値は再評価されている。厳しい価格高騰局面を経た今、改めて日本市場でコーヒー事業を再成長させるため、アイスコーヒー市場を拡大する方針を示した。
現在、日本では約4割がアイスで飲用され、20代では5割以上がアイスを選択。季節を問わず“アイスがスタンダード”になりつつあるという。こうした背景から、同社はアイスコーヒーのソリューション拡充を中核戦略とし、新規ユーザーの獲得と一杯の価値を高める技術革新を行っていくとした。
これまでの展開と実績
ネスカフェは1960年の日本発売以降、1962年にはアイスコーヒーの提案を開始し、日本独自のアイス飲用の文化を牽引してきた。1994年には大容量ボトルコーヒー市場に参入し、現在ではトップシェア(40%超)を獲得。さらに1999年にはポーションタイプを展開するなど、アイス需要を段階的に開拓してきた。

2025年3月には、アイスコーヒーに特化したブランド『ネスカフェアイスブレンド』のレギュラーソリュブルコーヒーを発売。冷たい水にも溶けやすく、酸味を抑えながらもしっかりとしたボディ、挽きたての香り、すっきりとした後味を兼ね備えた“上質”なアイスコーヒーを手軽に楽しめる商品で、20〜40代の若年層を中心に新規層の獲得に成功している。その品質と利便性を両立した点が評価され、「第44回食品ヒット大賞」も受賞。また、同年に発売した濃縮飲料の「ネスカフェ エスプレッソベース」も大好評となっており、濃縮飲料人気のさらなる強化を狙い、今回『ネスカフェ アイスブレンド』の濃縮ポーションとペットボトルを発売するに至った。4月以降には濃縮飲料カテゴリーで同社初となるテレビCMを導入するなど、さらなる強化策を予定している。
新製品『ネスカフェ クーラー』誕生

続いて、飲料事業本部ホワイトカップビジネス部長の都間友紀子氏が、3月1日発売の新製品『ネスカフェ クーラー』について説明した。
近年、アイスコーヒーは季節を問わず選ばれる存在へと変化。特に20代ではアイス派が5割を超えるなど、若年層での浸透が進んでいる。同時に、デジタル環境で常につながる現代において、「完全に休む」よりも「さっと気分を整える」軽いリフレッシュ需要が高まっているという。また同社は、フルーツ飲料が拡大している背景にも着目。そのうえで単なるフルーツ飲料ではなく、コーヒーならではのキレの良さと情緒的価値を活かした新領域として『ネスカフェ クーラー』を開発した。

『ネスカフェ クーラー』は、すっきりとしたライトローストコーヒーに果実の酸味と自然な甘さを融合させたスティックタイプ飲料。フレーバーは『レモン』と『ラズベリー』の2種類。1杯約23kcalと低カロリーでカフェイン控えめ。水でさっと溶ける高い利便性も実現している。「コーヒーは苦いから飲まない」という層にもアプローチできる設計で、“コーヒーの入り口”となることを目指す。
水や炭酸で!アレンジメニューも楽しめる

次に、飲料事業本部 ホワイトカップビジネス部 益戸洋平氏が登壇し、『ネスカフェ クーラー』の実演が行われた。
飲み方は水割りと炭酸割りを提案。水割りは水150mlにスティック1本を溶かすだけで完成。水を入れた瞬間にサッと溶けていくのが特徴的だ。炭酸割りは、はじめに少量の水(60~90ml)で溶かしてから炭酸水(60~90 ml)を注ぎ入れる。きめ細かな泡が立ち、より爽快な一杯となる。社内では「レモンは水割り」「ラズベリーは炭酸割り」が人気とのこと。ゼリーや冷凍フルーツを加えるアレンジも提案され、飲み方の自由度の高さが強調された。
益戸氏は、フルーツ感をしっかり出しながら、後味に甘みや苦味を残さないバランス設計に苦労した、と開発秘話を明かした。試作を重ね、コーヒーの“キレ”を活かした透明感ある味わいを実現したという。
東京と神戸の直営店では期間限定アレンジメニューを提供
『ネスカフェ クーラー』の発売を記念し、2026年2月25日(水)~5月31日(日)まで、直営店の「ネスカフェ 原宿」および「ネスカフェ 三宮」の2店舗で、『ネスカフェ クーラー』を使用した限定アレンジメニュー4品を提供する。



また、3月20日〜22日に沖縄で開催されるHY SKY Fesでの提供を皮切りに、フェスや屋外イベント、デジタル施策を通じて若年層への接点を拡大していくという。オリジナルのスタッフTシャツなどビジュアル面でも従来のコーヒー像を刷新し、“夏の新定番”としての定着を目指す。
発表会の後には、『ネスカフェ クーラー』のアレンジメニューの試飲も行った。筆者は『レモン』におすすめという水割りを楽しめる「ネスカフェ クーラー レモンリフレッシュ」と、炭酸割りでラズベリーのシャーベットが添えられた「ネスカフェ クーラー ラズベリーシャーベットフィズ」を試飲。

「ネスカフェ クーラー レモンリフレッシュ」はフルーティーで爽やかな香り。レモン果実が添えられているのでよりフレッシュな香りがより楽しめる。やわらかな甘みにフルーツとコーヒーの酸味が絶妙に溶け込んでいて、さっぱりとした味わい。見た目にはアイスティーのような味を予想していたが、飲んでみるとカカオのようなコーヒーの香ばしい香りも鼻に抜けていく。コーヒーの味わいもほのかに感じつつ、苦味は無く軽い飲み心地でまさに新感覚。ブレイクタイムはもちろん、勉強や仕事中の傍らに飲むドリンクとしても最適だと感じた。

「ネスカフェ クーラー ラズベリーシャーベットフィズ」はデザート感もあり、もこもこ泡とピンク色が見た目にも可愛い一杯。炭酸やシャーベットが入っているためか、コーヒー感は遠く、後味にほのかに感じる程度。ラズベリーは華やかな香りと甘酸っぱさがリフレッシュタイムにぴったり。その時の気分や好みで飲み方を楽しんでみるといいだろう。
コーヒーの可能性を広げ続けてきたネスカフェが提案する新たな選択肢『ネスカフェ クーラー』。コーヒーの“苦くて重い”というイメージを覆す、軽やかでフルーティーな自由なドリンクだ。コーヒーが苦手という人や若年層に向けたコーヒーの入り口となることはもちろん、コーヒーが好きな人にも、コーヒーの新たな魅力を感じてもらえる商品となるのではないだろうか。
■新製品概要
製品名:ネスカフェ クーラー レモン/ネスカフェ クーラー ラズベリー
内容量:7本入り
発売日:2026年3月1日(日)
販売チャネル:全国の主要スーパーマーケット等、通販サイト(一部取扱いのない店舗あり)
製品名:ネスカフェ アイスブレンド ボトルコーヒー(甘さ控えめ/無糖)
内容量:900ml
発売日:2026年3月1日(日)
販売チャネル:全国の主要スーパーマーケット等、通販サイト(一部取扱いのない店舗あり)
製品名:ネスカフェ アイスブレンド ポーション(甘さ控えめ/無糖)
内容量:7個/18個
発売日:2026年3月1日(日)
販売チャネル:全国の主要スーパーマーケット等、通販サイト(一部取扱いのない店舗あり)