59年の芸、日本初自主公演へ──『来・来・来!2026』3月13日調布で開催

2026年3月13日、調布市グリーンホールで開催される『来・来・来!2026』。中国雑技芸術団団長・徐領義にとって、日本で初となる自主公演だ。これまで依頼公演を中心に活動してきたが、今回は自ら演目を構成し、プロデュースする舞台となる。
日本初の挑戦について尋ねると「役者人生の残りが少なくなってきた中で、今こそチャレンジすべき時だと感じました。」と徐は語る。

5歳から武術と京劇を学び、日本で中国芸能を広め続けてきた徐。その集大成として掲げるテーマは「伝統と現代のコラボレーション」だ。
本公演最大の特徴は、中国雑技と京劇に日本の和太鼓を融合させる点にある。「日本で生活している以上、日本の代表的な和太鼓という資源を無駄にせず、そこにコラボする意味があると感じました。」と熱い思いを明かす。
中国雑技の高度な身体技術、京劇役者のアクションと芝居、そして和太鼓の重低音が交差する舞台。言葉を使わずとも伝わる表現を目指すという。

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挑戦について尋ねると「言葉や文化の壁を越え、観客のアンテナに届くかどうか。それが一番の挑戦です。」と語る。今回初めて披露される“スーパー京劇”では、伝統を基盤にしながら現代的な演出も取り入れる。
来場者に楽しみにして欲しいポイントを聞くと「日本の観客にも分かりやすく楽しんでいただくため、伝統の垣根を越えています。」と笑顔を見せた。

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見どころについては、「中国雑技の技と和太鼓の融合、京劇役者のアクションや芝居、全部です。」と語る。
59年にわたり磨き続けてきた芸が、日本と中国の文化とともに一つの舞台で結実する一夜。ここでしか体験できない融合が、3月13日に実現する。
【公演概要】
■日時:2026年3月13日(金)18:30開演
■会場:調布市グリーンホール
■公式HP:https://rairairai26.com/
■チケット購入:https://ticket.pia.jp/pia/event.ds?eventCd=2539492