スギちゃん、糖尿病予備軍の過去を告白 「一生ワイルドに生きたい」腎臓ケアの大切さ学ぶ

お笑い芸人のスギちゃんが出演した「糖尿病・腎臓病」の早期ケアに関する啓発イベントが、横浜市で開催されました。

バイエル薬品は、糖尿病と合併症に関する啓発活動の一環として、“あなたのカラダにSOSサイン!?大切な人と考える「糖尿病・腎臓病」早期ケア”をテーマに、横浜市で市民公開講座「一生、現役。動ける体は自分で守る ~血糖値と尿検査から始める未来の備え~」を5月30日に開催しました。さらに、没入体験イベント「没入型映像“ジンゾリウム”で旅する腎臓のセカイ」も5月30日~31日に実施され、2日間で延べ3000人超が来場しました。

糖尿病は、予備群を含めると国内で約1800万人にのぼるとされ、成人の5~6人に1人が罹患しているといわれています。慢性的に高血糖が続くことで、神経障害、網膜症、腎症などの合併症リスクが高まり、なかでも糖尿病関連腎臓病は透析導入の原因の第1位となっています。

また、慢性腎臓病(CKD)は国内で約2000万人が罹患していると推計されており、新たな国民病とも呼ばれています。糖尿病や慢性腎臓病は、初期には自覚症状が乏しい一方で、無症状の段階から狭心症や心筋梗塞、脳卒中など全身の病気に影響する可能性があるため、早期発見・早期治療の重要性が指摘されています。

■血糖値と尿検査から始める未来の備え

市民公開講座では、横浜市立大学大学院医学研究科 分子内分泌・糖尿病内科学教授の寺内康夫先生、雨宮内科医院副院長の田中翔先生が登壇。「一生、現役。動ける体は自分で守る」をテーマに、糖尿病の原因や進行に伴うリスク、腎臓の働き、慢性腎臓病と診断されるまでの流れ、治療方法などを分かりやすく解説しました。

講座では、動ける体を守るための備えとして、生活習慣の改善や定期的な健康診断、アルブミン尿検査などを通じた早期発見・早期治療の大切さが強調されました。

続くトークセッションには、寺内先生、田中先生に加え、過去に糖尿病予備軍と診断された経験を持つスギちゃんがゲストとして登場。自身の生活習慣を振り返りながら、糖尿病のリスク因子や腎臓からのSOSサインを知る指標、日常生活で気を付けたいポイントについて語りました。

チェックリストや会場参加型のクイズも交え、来場者たちはスギちゃんとともに、自分らしく、アクティブに人生を過ごすために意識すべきことについて考えました。

■没入型映像で腎臓の働きを体験

市民公開講座の終了後には、寺内先生、田中先生、スギちゃんが隣接会場で行われた「没入型映像“ジンゾリウム”で旅する腎臓のセカイ」にも参加しました。

同イベントでは、直径6メートルの巨大イマーシブドームに映像が投影され、参加者はまるで体の中を旅するように、腎臓の働きを体感。講座で学んだ内容を、映像体験を通じてより身近に感じられる企画となっていました。

糖尿病や腎臓病は、症状が出にくいからこそ、日ごろから体のサインに目を向けることが大切です。専門的なテーマでありながら、講演、クイズ、トーク、映像体験を組み合わせることで、幅広い世代が楽しく学べるイベントとなりました。

■スギちゃん「体と対話していくことが一生現役でいるコツ」

登壇者からは、早期ケアの重要性を伝えるコメントも寄せられました。

寺内先生は、腎臓について「老廃物の排出や血圧調整など重要な役割を担っていますが、機能低下が進行しても自覚症状が現れにくい沈黙の臓器です」と説明。糖尿病関連腎臓病については「早期診断・早期治療により、腎機能の低下を抑えることが可能です」とし、定期的な検査を通じて血糖値やGFR値など体からのSOSサインに意識を向けることの大切さを呼びかけました。

田中先生は「糖尿病は、患者さんご自身の生活そのものが治療につながる病気です」と話し、健診で血糖値や尿タンパクの異常を指摘されても、自覚症状がないと受診を先延ばしにしがちだと指摘。「異常を指摘された“今”が受診のタイミングです」と、早めの受診や定期的なアルブミン尿検査の重要性を伝えました。

スギちゃんは、過去に番組企画で糖尿病予備軍と診断された経験を振り返り、「子どもに『頑張っているお父さんの姿』を、これから先も長い間見せてあげたいと思い、自分の体を労わるなど自分なりに気を付けてきました」とコメント。今回のイベントを通じて、糖尿病と腎臓が密接に関わっていることや、アルブミン尿検査の重要性を学んだといいます。

さらに、「自覚症状があまり出にくいからこそ、検査はもちろん、自分の体をケアし、労わることが大事だと思いました」と語り、「自分一人ではどうしてもくじけてしまいそうなときは、家族も巻き込み、コミュニケーションをとりながら、体と対話していくことが一生現役でいるコツかなと思いました」と実感を込めました。

最後はスギちゃんらしく、「大切な人と一緒に“動ける体”を守り、一生現役、一生ワイルドに生きたいです」と前向きな言葉で締めくくりました。