白物家電の概念を覆す色彩とデザイン! 高級イタリア家電「SMEG」日本初のショールームが東京・三田に誕生
今でこそいくつかのカラーバリエーションから選べるのが当たり前になったキッチン家電だが、それでも日本ではまだまだ「白物家電(しろものかでん)」と呼ばれることが多い。それは家電が普及し始めた1950年代、清潔感を与える白色の製品が主流だったことに由来する。
そんな日本のキッチン家電事情と対極にあるとも言えるのが、1948年にイタリアのエミリア・ロマーニャ州で設立された伝統的なプレミアム家電ブランド「SMEG(スメッグ)」だ。個性的なデザインと実用性が共存した同社のキッチン家電は、眺めているだけでも気分を高揚させてくれる。
そのSMEGの日本国内初となるフラッグシップショールームが、東京・三田にてグランドオープン。これを記念し、5月22日(金)にレセプションパーティーが開催された。当日は、駐日イタリア大使をはじめ、イタリア本社より役員並びにアジアエリアマネージャーが来日。また、SMEGの魅力を伝えるアンバサダーとして、ダンスクリエイターのTAKAHIRO(上野隆博)氏も登壇し、華やかな幕開けとなった。
【SMEGとは】
1948年に北イタリアのエミリア=ロマーニャ州にて設立。社名は、創業当初のエナメル塗装業「Smalterie Metallurgiche Emiliane Guastalla」の頭文字に由来する。品質・技術・エネルギー効率・デザインに重点を置いた企業理念のもと、日常のあらゆるシーンに対応する革新的な家電製品を展開。現在では世界120か国以上で愛されている。1980年代以降は数々の国際的な建築家やデザイナーとパートナーシップを結び、「テクノロジー&スタイル」というSMEGの哲学を体現。グイド・カナーリ、マリオ・ベリーニ、レンゾ・ピアノなど、名だたるクリエイターが製品デザインに携わっている。
イタリアのモノづくりの真髄を具現化する存在
式典の冒頭、来賓を代表して駐日イタリア大使 マリオ・アンドレア・ヴァッターニ氏が登壇。イタリアと日本をつなぐ、温かく意義深い祝辞が述べられた。

「SMEGというブランドは、イタリアでは非常に有名です。なぜなら、私たちが『メイド・イン・イタリー』を推進する際、イタリアのモノづくりそのものの真髄をまさに具現化している存在だからです。素敵なデザインと研究、そして性能をすべて融合した素晴らしい製品なのです」
さらにヴァッターニ大使は、昨年大阪で開催された国際博覧会のイタリア館において、SMEGがイタリアデザインの最高賞である「コンパッソ・ドーロ」の特別賞を受賞した経緯にも触れ、同ブランドがイタリア製品の素晴らしさを体現する象徴であることを力強く語った。
日常を楽しむイタリアのライフスタイル文化を日本へ
続いて、SMEGの輸入総販売元であり、本イベントの主催者であるテクタイト株式会社 代表取締役 松本能和氏が挨拶に立った。

日本初となるショールームのお披露目に際し、松本氏は深い感慨を滲ませる。
「SMEGは単なる家電ではなく、暮らしそのものを豊かに彩る存在として、キッチンや住空間に新たな価値を提案し続けております。このショールームでは、SMEGならではのイタリアンデザインの真髄と、私たちの日常生活にもたらす喜びを直接体験していただけるよう設計されております。製品一つひとつに込められたクラフトマンシップ、そして日常を楽しむというイタリアのライフスタイル文化を、ぜひ感じていただければ幸いです」
異なる文化が響き合う、真の交流の場として
イタリアSMEG本社からは、アジア地区などを統括するManaging Directorのパオロ・ロマーニ氏が登壇。日本市場への深い理解と熱い期待を語った。

「SMEGは単なる家電メーカーではなく、文化的なブランドであり、生活そのもののあり方を形作る存在でありたいと考えています。妥協のない設計、機能と感性を兼ね備えたデザイン、そして産業と芸術の融合。私たちは世界的建築家たちと協働してきましたが、それは家電製品もまた、住まいという物語の一部であり、日常の美しさを育む存在であるべきだと信じているからです」
また、ロマーニ氏は日本文化への敬意も忘れない。
「日本文化の細部への詩的なまでの配慮、時間に価値を与える姿勢、正確さへのこだわり。これらは私たちが深く共感し、SMEGのDNAをさらに豊かにするものです。大きく異なりながらも深く共鳴しあうふたつの文化の対話を通じ、このショールームが単なる商業的な成功にとどまらず、真の文化交流の場となることを願っております」
テープカットではなく「結ぶ」。両国を繋ぐユニティセレモニー
開業を祝うセレモニーでは、一般的なテープカットではなく「ユニティセレモニー」という特別な演出が用意された。
リボンを「切る」のではなく、人と人、文化と文化、そしてイタリアと日本を「結ぶ」。用意されたリボンは、イタリア国旗を象徴し、同時に日本の国旗にも通じる赤、緑、白の3色。登壇者たちが一つの円となり、それぞれの手に持ったリボンを結び合わせることで、異なる文化が響き合い、一つに繋がる瞬間が鮮やかに表現された。

共に高みを目指す表現者。TAKAHIRO氏が語るSMEG愛
本ショールームのオープンにあたり、SMEGの世界観を日本で共に発信していく3名のアンバサダーが発表された。プロサッカー選手の宮市亮氏、プロゴルファーの横峯さくら氏、そしてダンスクリエイターのTAKAHIRO(上野隆博)氏だ。会場にはTAKAHIRO氏本人が駆けつけ、アンバサダー就任の喜びを語った。

自身も日頃からケトルやトースター、冷蔵庫などSMEG製品を愛用しているというTAKAHIRO氏。各界で活躍する3人のアンバサダーの共通点について、次のように力強く述べる。
「私たち3人に共通するのは、モノづくりを愛し、ひとつのことを追求する力を持っていること。そして世界で活躍してきた経験があることです。SMEGは常に新しいものを生み出し、クオリティの高いものを目指しているブランド。その発信源となれるプロフェッショナルとして、我々がひとつの力になれたらと尽力していきたいと考えております」
“機能する美しさ”を体感できる、洗練された空間

今回オープンした「SMEG東京ショールーム」は、キッチンからリビングに至るまで、イタリアの洗練されたライフスタイルを体現した多彩なシーンが広がる。
“機能する美しさ”をコンセプトに設えられた臨場感あふれる空間には、特許取得の洗浄システムを搭載した食器洗い機や、電子レンジ機能付きオーブン、ワインクーラーといったラグジュアリーなビルトインキッチン家電が並ぶ。

さらに、水回り製品である水栓やシンク、そして世界中で高い人気を誇る丸みを帯びたフォルムが愛らしい「50’Sレトロシリーズ」の小型調理家電や冷蔵庫など、幅広いカテゴリーの製品が展示されている。
実用性という枠を超え、所有する喜びと日常の風景に鮮やかな彩りを与えてくれるSMEGの家電たち。イタリアの美意識とクラフトマンシップが息づくその確かな魅力を、ぜひ東京・三田のショールームで直に体感してみてはいかがだろうか。そこには、これまでの白物家電の概念を覆す、新しい暮らしのヒントが待っているはずだ。